コラムタイトル

会社の目標と個人の目標、そして価値観

会社にはビジョンや目標がある。

ビジョンは創業者が創業時に決めるもの。経営目標は数年単位で決めるもの。いずれも経営幹部が決定し、決定した目標を各部署に伝えられる。

小さな会社であれば、決められた目標の内容、背景、経営幹部の人となりを知っている事が多く、部下は理解しやすい環境だと思う。

しかし、大きな会社であれば、入社以来経営幹部と会った事のない社員が多く、突然目標が決められたという印象を受ける社員が多い。経営幹部と社員の距離が遠く、理解され難い環境である。

人間は”感情の生き物”といわれるように、納得できない状態であると良いパフォーマンスを発揮できない。

多くの部下を持つ上司になるほど、部下の気持ちを大切にしなくてはならない。機械とは違うのだ。

人間は機械と同じように扱うことはできない
人間は機械と同じように扱うことはできない


 

部下には会社の目標とは違う、個人の目標を持っている

会社の価値観とは違う、個人の価値観を持っている。

社員一人ひとりでもそれは違っている。

仕事第一

家族第一

趣味第一

優先とするものが変わると、行動も変わる。会社への目標への反応も変わる。

 

個人が個人的な目標を持ち、その人の価値観で行動するのは当たり前のことだ。会社に入ったからといって、全てが会社色に染まるわけではない。

難しいのは、社員が抱いている目標や価値観がどんなものか、理解することだ。

個人の目標は通常会社の人に語られることは少ない。価値観だとなおさらだ。

 

では、上司は部下の個人的な目標や価値観を全く知らなくても良いのだろうか

そういうわけにはいかない。

会社は社員の手(専門知識やスキル)を当てにして雇っているが、その手を使う頭(感情)も一緒に付いてくるからだ。

なので、個人の目標や価値観を無視して一方的に会社の目標を押し付けても社員のパフォーマンスを発揮できない。頭で納得できないからだ。

 

上司は会社の目標を部下に一度説明すれば、伝わると思ってはいけない。

上司の仕事は部下に最高のパフォーマンスを引き出し、結果をだすことであって、命令することではない。部下が納得し行動できるように仕向けることが仕事である。

経営幹部と社員の距離を意識して何度も説明すると共に、社員の個性を意識してその人が理解しやすい状況や言葉を用いて伝えることが求められる。

お客様に接するのと同じくらい大切に接する事ができると、部下からの信頼を集め、良いパフォーマンスを発揮できることにつながる。

<ワンポイントアドバイス>
人間は感情的な生き物である。上司は部下に良いパフォーマンスを発揮してほしいと願うなら、お客様と同じくらい大切に接することが求められる。

follow us in feedly

コラム一覧に戻る

コラムタイトル

トピックスタイトル

会社の目標設定能力を高める方法ボタン モチベーションを高める方法ボタン 子供の勉強へのモチベーションをあげるボタン